C1. ナレーション付きスライドで配信
- PowerPointやKeynote等のスライドを、解説の音声とともに学生に提示する方法について説明します。
- スライドにナレーションをつけ、動画ファイルで書き出す方法
- より簡易的には、解説の音声ファイルを作成し、スライド(PDF等)と別に提供する方法
- ステップ1では、ナレーション付きスライドの作成方法について説明します。
- ステップ2では、作成したファイルを学生に提示するためにアップロードする方法について説明します。
ステップ1 PowerPointにナレーションを付け、動画ファイルで書き出す
PowerPointにナレーションを付け、動画ファイル(mp4)として書き出すパターンです。
a. PowerPoint (Windows) を利用する
(作成中)
b. PowerPoint (Mac) を利用する
- Office 2016 for Macではナレーション付きの動画を書き出すことができないようです。
- 他のバージョンを試すか、以下のQuickTime、Keynote等を使った方法をお試し下さい。
- (作成中:他のバージョンについて)
参考:プレゼンテーションをムービー ファイルまたは MP4 として保存する(Microsoft Office)
https://support.office.com/ja-jp/article/プレゼンテーションをムービー-ファイルまたは-mp4-として保存する-4e1ebcc1-f46b-47b6-922a-bac76c4a5691
c. 画面収録機能を利用する(Mac)
- Macに標準で付属する「QuickTime Player」では、PCの画面収録をナレーション(音声)とともに記録することができます。
- PPT等のスライドショーを収録するには、下記の記録開始の直後にスライドショーを開始します。
- スライド以外にアプリケーションを切り替える必要がある場合にもおすすめです。
手順:
- QuickTime playerを立ち上げる
- ファイルの選択画面が表示された場合は「完了」を選択して選択画面を消す
- 「ファイル」メニューから「新規画面収録」を選択
- 収録ボタン(赤)の右にある音声入力選択メニューから、内蔵マイク(外部マイク等を利用する場合はそちら)を選択(下図)
- 音声が入力されているか確認する(入力されている場合は録音ボタン上側にあるインジケータが増減する)
- 収録ボタンをクリックすると、収録する画面の範囲(画面全体 or 画面の一部)を尋ねられる
- 画面の一部を収録する場合は、マウスでドラッグして範囲を指定する
- 記録開始:範囲指定完了後、画面収録が開始する
- 画面全体を収録する場合は、画面の任意の場所をクリックすると収録が開始する
- 画面の一部のを収録する場合、範囲指定後に表示される「収録を開始」をクリック
- 記録終了:解説が終わったら、メニューバーに表示されている停止ボタンをクリックする
- 作成された動画を再生し、問題ないか確認する
- 「ファイル」メニューから「保存」を選択し、動画に名前をつけて保存する
- ファイルをmp4(H.264)形式で書き出すこともできます ***
参考:
Mac で画面を収録する方法 https://support.apple.com/ja-jp/HT208721)
QuickTime Player を使う方法(Apple) https://support.apple.com/ja-jp/HT201066)
d. Keynote (Mac) を利用する
Keynoteのスライドにナレーションを録音する方法について説明します。
- ナレーションを開始するスライドに移動する
- 画面右上にある 書類ボタンを選択し、オーディオ に移動
- スライドショーの記録 欄で 記録 を選択
- 画面左下で音声が入力されているかをインジケータで確認する
- 録音開始:録音ボタンをクリック
- カウントダウンの後、録音が始まる
- 適宜スライドを移動しながら解説を進める
- 録音終了:解説が終わったら停止ボタンをクリック ***
録音が終わったら、動画ファイルとして書き出します。
- ファイル>書き出す>ムービー を選択
- 書き出しの設定はデフォルトでも構わないが、解像度を高くした場合は適宜変更
- 次へ をクリックし、ファイルに名前を付けて保存する ***
e. スライドと音声ファイルを別々に作成する
- スライドの解説を音声ファイルに記録する方法について説明します。学生は音声ファイルを再生しながらスライドを使って学習します。
- スライドのどこを説明しているのかが分かり易いように、スライド番号を付けるなどして下さい。
音声ファイルを作成する(Windows)(作成中)
音声ファイルを作成する(Mac)
手順:
- QuickTime playerを立ち上げる
- ファイルの選択画面が表示された場合は「完了」を選択して選択画面を消す
- 「ファイル」メニューから「新規オーディオ収録」を選択
- 録音ボタン(赤)の右にある音声入力選択メニューで、内蔵マイク(外部マイク等を利用する場合はそちら)を選択
- 音声が入力されているか確認する(入力されている場合は録音ボタン上側にあるインジケータが増減する)
- 録音時、ボリューム(録音ボタン下側のスライダ)が0になっているか確認
- 録音開始:録音ボタンをクリック
- 録音停止:停止ボタンをクリック
- 作成された音声ファイルを再生し、問題なく録音されているかを確認する
- 「ファイル」メニューから「保存」を選択し、動画に名前をつけて保存する
- 音声ファイルはm4a形式で保存されます ***
参考:QuickTime Player を使う方法(Apple)
https://support.apple.com/ja-jp/HT201066
その他の方法
- 市販のボイスレコーダーで録音した音声ファイルを使う方法もあります。
ステップ2 書き出したファイルをアップロードする
作成したファイルに学生がアクセスできるように、作成した動画ファイル、音声ファイル等をPandAやストレージサービスにアップロードする方法について説明します。
a. PandAのリソースを利用する
作成した動画ファイルをPandAのリソースにアップロードし、学生がアクセスできるようにします。
手順:
- 講義サイト内のメニューから「リソース」を選択
- 「追加」メニューから「ファイルをアップロード」を選択
- ファイルを保存するフォルダを指定することもできる
- 表示されたボック内にファイルをドラッグする
- 複数のファイルを同時にアップロードできます
- すべてのファイルをドラッグした後、「続ける」を選択
- リソース内に追加した動画ファイルを表示される *** アップロードしたファイルは、「リソース」の「操作」メニューから「詳細を編集」を選択することにより、表示する名前、表示開始・終了日時等を設定したり、当該ファイルのURLを取得できます。
b. PandA内でKalturaを利用する
PandA内で、映像教材支援ツール「Kaltura」が利用できます。Kalturaを利用して、PandA内で教材の動画ファイルを作成し、「お知らせ」「授業」等のPandA内のツールを介して学生が動画にアクセスできるようにします。
(作成中)
c. YouTubeに動画をアップロードする
- YouTubeのアカウントで動画をアップロードし、その動画を「限定公開」とすることで、動画のURLを通知されたものだけが動画にアクセスできます。
- 学生にはPandA等を通じて動画のURLを知らせます。
手順:
- YouTubeにログインし、画面右上のビデオカメラのアイコンから「動画をアップロード」を選択
- 表示されたボック内にファイルをドラッグする
- 画面の指示に従って、動画のタイトルなどを指定する
- 公開設定のページで、「限定公開」を選択し、保存する
- 動画リンク(URL)を確認します(後からでも確認できます)
- 表示された確認画面を閉じるとチャンネルに動画が追加されます ***