COVID-19対応期間中のライセンス等の特別提供

(English information will appear soon)

ZoomやWebExなどのオンライン授業の実施のための基盤サービスの特別提供が、COVID-19対応期間に限定しておこなわれていますが、それ以外にも特別提供されているものがあります。

ここでは、そのような特別提供されているライセンス等に関する情報をとりまとめています。

MATLABキャンパスライセンス

MATLABについて

MATLAB(マトラボ)は、アメリカ合衆国のMathWorks社が開発している数値解析ソフトウェアであり、その中で使うプログラミング言語の名称でもあります。C言語などの汎用言語と違い、

というメリットがあります。

特別提供のメリット

特別提供の概要

注意事項

MATLAB無償ライセンス提供終了後のライセンスの取り扱いについて

MATLAB無償ライセンスの提供は2020年8月31日で終了しますが、インストール済のソフトウェアにつきましては、2020年9月30日まで引き続き利用することが可能です。(新規インストールは不可) 9月15日頃にライセンス利用期限切れを知らせるアラートが表示されますが、本ライセンスの更新はされませんのでそのまま無視してください。

以下は、ライセンス有効期間終了に伴うQ&Aです。参考として下さい。

Q1. アンインストールの必要はありますか?
A1. MATLABをアンインストールせず、そのままにしていても問題ございません。アンインストールされる場合は下記をご参照ください。
https://jp.mathworks.com/help/install/ug/uninstall-mathworks-products.html

Q2. MATLAB有償ライセンスを購入した場合、無償ライセンスでインストールしたMATLABをアンインストールせずに、有償ライセンスに切り替えることができますか?
A2. はい、新規ライセンスでアクティベーションが必要ですが、そのまま引き継げます。

Q3. 無償提供の期間中に学生・研究者・教員が作成したデータについてはどのような取り扱いとなるのでしょうか。無償提供の期間終了後もそのデータを使い続けることができるのでしょうか。
A3. 無償提供の期間終了後は、MATLAB自体は使用できなくなります。
しかしながら、いままでに作成したプログラム(mファイルといいます。)はローカルに保存されますので、そのmファイルを、ご自身でお持ちのMATLABで動かすことは可能です。
ただ、1点注意点としては、MATLAB Drive(MATLABファイルの保管用のクラウドベースのストレージ)に保管されているファイルは、無償提供の期間終了前にローカルに移しておかれることをお薦めいたします。
他にも、ソフトウェア保守サービスが有効な MATLABをお持ちの場合は、最大5 GBのストレージを引き続き使用できますが、無償ライセンスのみ使用されている場合は、5GB→250 MBへ容量が減ります。

Q4. MATLABに関するサポートは継続して利用できますか?
A4. はい、サポートページ (https://jp.mathworks.com/support/contact_us.html)をご参照ください。

Q5. たとえば、無償提供の期間終了後に、京都大学のMATLABユーザーグループに加入した場合、無償提供の期間中に利用したMATLABの環境をそのままもってこられるのでしょうか。 
A5. 無償提供の期間中に利用したMATLABの環境をそのまま持っていくことは出来ません。ユーザーグループのMATLABライセンスは、ネットワークライセンスであり、再度、自身の端末へのインストールが必要です。 
また、ユーザーグループのライセンスは、Toolbox(拡張パッケージ)が限られておりますので、無償提供のライセンスでお使いいただいたToolboxが存在しない可能性もあります。 
使用されるToolboxが揃っていれば、"無償ライセンス"で作成したmファイルを"ユーザーグループのライセンス"で動かすことが可能です。 

以下のサイトもご参考として下さい。

お問い合わせ

ご自身の用途でどのようにMATLABを活用できるか不明な場合や、ご相談がありましたら、 MathWorks営業担当者に直接お問い合わせください。

MathWorks Japan 文教営業部 山村 信吾 syamamur at mathworks.com (atを@に書き換えてください)

(最終更新:2020年8月17日)