上位ページ: 対面とオンラインの同時併用授業の実施方法と必要設備について
スピーカーフォン情報
ハイブリッド(ハイフレックス)型需要を実施する際に利用するスピーカーフォンを選定する場合、仕様上の機能について確認する必要がある。 特に大きな教室で実施する場合には、利便性に加えて、十分な音量を確保するなどの考慮が必要となる。 重要な評価ポイントを以下に示す。
- USB接続に対応していること
- 接続の容易さや安定度が高く、授業ごとの準備時間短縮につながる
- 複数台を連結して利用できること、または、外部スピーカ(教室の音響設備)に接続できること
- 特に100人規模以上の教室の場合
- マイクが増設できること(複数台の連結によりマイクが増やせるものも可)
- 教室内で様々な場所からの受講者の発言が予想される場合
以下に、これまでに評価を行ったスピーカフォンに関する情報をまとめる。
- Yamaha YVC-1000
- USB/Bluetooth/アナログケーブル接続に対応
- マイクを合計5台まで増設可能
- 外部スピーカを接続して広い部屋に対応可能 (室内音響設備に接続可能)
- 外部マイクを増設可能
- エコーキャンセラー内蔵 (外部接続を含め動作)
- NTTテクノクロス R-Talk
- USB/Bluetooth/アナログケーブル接続に対応
- マイクを合計2~4台まで接続可能
- 外部スピーカを接続して広い部屋に対応可能 (室内音響設備に接続可能)
- エコーキャンセラー内蔵
- eMeet Luna / eMeet M220
- USB/Bluetooth/アナログケーブル接続に対応
- 2台をアナログケーブルで連結して利用可能 (eMeet M2 は連結不可)
- 純正ケーブルで接続しないと増設側のマイクが動作しない
- 純正ケーブルを4極延長ケーブルを利用して延長することが可能
- 外部スピーカを接続して広い部屋に対応可能 (室内音響設備に接続可能)
- 外部入力端子は増設マイク用としては利用できない
- エコーキャンセラー内蔵 (外部スピーカを含め動作)
- Yamaha YVC-200
- USB/Bluetooth接続に対応
- 外部スピーカを接続して広い部屋に対応可能 (室内音響設備に接続可能、内蔵スピーカは無効になる)
- 外部マイク接続不可(端子なし)
- エコーキャンセラー内蔵 (外部スピーカを含め動作)
- Yamaha YVC-330
- USB/Bluetooth/アナログケーブル接続に対応
- 2台の330をアナログケーブルで連結して利用可能
- 外部スピーカ接続不可
- 外部マイク接続不可
- エコーキャンセラー内蔵
- Jabra Speak 710
- USB/Bluetooth接続に対応
- 2台の710をBluetoothで連結して利用可能
- アナログ入出力端子なし (外部スピーカ接続端子なし)
- エコーキャンセラー内蔵
- Anker PowerConf
- USB/Bluetooth接続に対応
- 連結利用不可
- 外部スピーカを接続して広い部屋に対応可能? (内蔵エコーキャンセラー動作対象外?)
- 外部マイク接続不可
- エコーキャンセラー内蔵 (外部スピーカに対しては動作しない?)
外部スピーカ
スピーカーフォンに増設する外部スピーカとして、 YAMAHA YVC-1000のページにはSTAGEPAS 600BT/400BT が紹介されているが、 ミライスピーカ も小型ながら遠くまでよく聞こえるので試す価値あり。